出雲井社から堀川を渡り乙見社へ歩く~初夏出雲行(14)←(承前)




阿式社(あじきのやしろ)。

ご祭神:味耜高彦根神(あぢすきたかひこねのかみ)。
大国主大神と多紀理比売命との間にお生まれになった、農耕の神です

出雲大社ホームページの説明では上記の通り簡素です。
正式名は阿須伎(あずき)神社。
Wikipedia/アヂスキタカヒコネ

またご祭神名の漢字表記もホームページと違い、現地の案内板には「阿遅須岐高日子根命」となっています。
GoogleMap/阿須伎神社

出雲國風土記には三十九社をかぞえるほどこの近在では、いちばん多くその名の見える由緒ある神社ですが、現在は当社を遺すのみで他の同名の社はすべて当社に合祀されたと伝えられています

そこで、↓こちらもご参照ください。
玄松子の記憶/阿須伎神社
ここでは、「元、出雲大社の摂社」となっていますから、もしかしたら一時は出雲大社から独立していたのかも知れません。

何より、配祀と合祀がハンパでなく多いのには驚きです。
ですからおそらく、かなり複雑な経緯を辿って来た神社のようです。




画面左に、島根県教育委員会の案内板。
ここでは社名が「安受伎社(あずきのやしろ)」とあります。

これは出雲国風土記で、当社が「阿受伎社」とされていることに由来します。




拝殿。
鬱蒼とした杜の中にポッコリと拓かれた境内、という感じです。

ちなみに、この阿式社がある地域は大社町遙堪(ようかん)という地名。
その昔、斐伊川が注ぐ菱根池という大池があり、「遥かに水を湛える(たたえる)」が変化して「遙堪」になったと言われています
一畑電車ばたでん/路線・駅情報/24.遙堪

そして、この阿式社から望まれる今の出雲平野は、かつて出雲国風土記の時代に一面の内海だったようです。

サイクルピクニック/走る!コースリポート“古代出雲への旅”

上の地図で、中央より少し左上「風土記時代の岸辺」と
青字で書き込まれている左上に「遙堪」とあり、その左に「菱根」という地名が見えます。




ここの本殿と拝殿の間には人の往き来できるスペースがあって繋がっていません。
本殿の真ん前から直接お参りすることができました。




さらに本殿。
柱に付けられた灯明(?)にあるのは、二重亀甲に剣花菱で出雲国造の神紋です。




そして、本殿を見上げます。
画面の右下にチョロッと見えている屋根は、出雲大社と同様の門神社かと思われます。




本殿の向かって右横から。
朝の雨模様から、天気は一転して太陽が輝き出しました。




本殿左横の奥。
どうやら摂末社のある区域のようでしたけれど、今回は残念ながら時間の都合で、訪問を割愛させて頂きました。

この参道の雰囲気から見ると、おそらく氏子の方々がそれぞれ崇敬する神さまを祀られているような気がしていましたが、実際どうなんでしょうか?
大山周辺体感記2/阿式社(あじきのやしろ)(島根県出雲市大社町遙堪(ようかん))




本殿の向かって左横から。




青空に緑が映えています。




帰り際、境内を振り返る。
立木に竹を渡して注連縄を張っています。




杜の上空。




雲もますます減って、陽射しもハッキリしてきました。


次は、神戸川の河口近くに坐す身逃(みにげ)神事で有名な湊社(みなとのやしろ)へ向かいますが、その途中で
先にJR旧大社駅へと立ち寄ります。



(つづく)





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村崎一徳による神社、お寺、お城などの写真や風景写真など旅行写真まとめ

遥かに水を湛えた地に坐す阿式社へ~初夏出雲行(15)

2015.11.02

遥かに水を湛えた地に坐す阿式社へ~初夏出雲行(15) はコメントを受け付けていません。


出雲井社から堀川を渡り乙見社へ歩く~初夏出雲行(14)←(承前)




阿式社(あじきのやしろ)。

ご祭神:味耜高彦根神(あぢすきたかひこねのかみ)。
大国主大神と多紀理比売命との間にお生まれになった、農耕の神です

出雲大社ホームページの説明では
上記の通り簡素です。
正式名は阿須伎(あずき)神社。
Wikipedia/アヂスキタカヒコネ

またご祭神名の漢字表記もホームページと違い、現地の案内板には「阿遅須岐高日子根命」となっています。
GoogleMap/阿須伎神社

出雲國風土記には三十九社をかぞえるほどこの近在では、いちばん多くその名の見える由緒ある神社ですが、現在は当社を遺すのみで他の同名の社はすべて当社に合祀されたと伝えられています

そこで、↓こちらもご参照ください。
玄松子の記憶/阿須伎神社
ここでは、「元、出雲大社の摂社」となっていますから、もしかしたら一時は出雲大社から独立していたのかも知れません。

何より、配祀と合祀がハンパでなく多いのには驚きです。
ですからおそらく、かなり複雑な経緯を辿って来た神社のようです。




画面左に、島根県教育委員会の案内板。
ここでは社名が「安受伎社(あずきのやしろ)」とあります。

これは出雲国風土記で、当社が「阿受伎社」とされていることに由来します。




拝殿。
鬱蒼とした杜の中にポッコリと拓かれた境内、という感じです。

ちなみに、この阿式社がある地域は大社町遙堪(ようかん)という地名。
その昔、斐伊川が注ぐ菱根池という大池があり、「遥かに水を湛える(たたえる)」が変化して「遙堪」になったと言われています
一畑電車ばたでん/路線・駅情報/24.遙堪

そして、この阿式社から望まれる今の出雲平野は、かつて出雲国風土記の時代に一面の内海だったようです。


上の地図で、中央より少し左上「風土記時代の岸辺」と
青字で書き込まれている左上に「遙堪」とあり、その左に「菱根」という地名が見えます。




ここの本殿と拝殿の間には人の往き来できるスペースがあって繋がっていません。
本殿の真ん前から直接お参りすることができました。




さらに本殿。
柱に付けられた灯明(?)にあるのは、二重亀甲に剣花菱で出雲国造の神紋です。




そして、本殿を見上げます。
画面の右下にチョロッと見えている屋根は、出雲大社と同様の門神社かと思われます。




本殿の向かって右横から。
朝の雨模様から、天気は一転して太陽が輝き出しました。




本殿左横の奥。
どうやら摂末社のある区域のようでしたけれど、今回は残念ながら時間の都合で、訪問を割愛させて頂きました。

この参道の雰囲気から見ると、おそらく氏子の方々がそれぞれ崇敬する神さまを祀られているような気がしていましたが、実際どうなんでしょうか?
大山周辺体感記2/阿式社(あじきのやしろ)(島根県出雲市大社町遙堪(ようかん))




本殿の向かって左横から。




青空に緑が映えています。




帰り際、境内を振り返る。
立木に竹を渡して注連縄を張っています。




杜の上空。




雲もますます減って、陽射しもハッキリしてきました。


次は、神戸川の河口近くに坐す身逃(みにげ)神事で有名な湊社(みなとのやしろ)へ向かいますが、その途中で
先にJR旧大社駅へと立ち寄ります。



(つづく)





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村崎一徳について
わたくし村崎一徳は、
お寺やお城、神社、昔の住宅、教会、宮殿、寺院、修道院、御所、駅、駅舎、公園、庭園、空港、劇場、劇場・映画館・演芸場・観覧場・公会堂・集会場、ホテル・旅館、工場、下宿・寄宿舎、倉庫、博物館・美術館・図書館などの建造物や工芸品,彫刻,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化財など歴史がある物が大好きなわたくし村崎一徳がデジカメ片手に全国を旅しながら写真を紹介しています。
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北は北海道から南は沖縄まで色んな観光地を訪ねながら、風景や建造物の写真を紹介中です。主に関東圏をまわっていますが、お金と時間に余裕がある時は気合い入れて遠出しています。 これまで行った場所は・・・
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わたくし村崎一徳は他にもどんどん行く予定です。
ただ、全部は回れないので、他の旅人さんの情報をまとめたこのサイトを作る事で全国を旅した気分になれるようなそんなまとめサイトを目指したいと思います。決して著作権を侵害する目邸ではありません。 できえば他のブロガーさんや旅人が足を運ばないような、あまり知られていないマイナーな場所にも足を運びたいと考えています。
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