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大徳寺塔頭・黄梅院と大仙院

2015.10.25

大徳寺塔頭・黄梅院と大仙院 はコメントを受け付けていません。

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

今まで秋の特別公開をしている大徳寺塔頭の二つを紹介して、残りの一つは黄梅院です。内部は撮影禁止ですが、拝観受付まででも見どころがありますので紹介します。また、過去に撮影可能だったときの記事のリンクを張りますので、参考になればと思います。

大徳寺の総門を入ってすぐ左(南)に行くと、「黄梅院」の特別公開の看板が見えます。

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永禄5年(1562)に織田信長が父・信秀の追善供養のために庵を建て、「黄梅庵」と名付けました。

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後の天正14年(1586)、豊臣秀吉や小早川隆景によって本堂、庫裏、唐門など諸堂の改築が行われ、名を「黄梅院」と改めて大徳寺の塔頭となりました。この「表門」も1589年に小早川隆景が寄進したものです。

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門を入って右の石碑 墓所・霊所がある諸侯の名があり、織田信秀と小早川隆景以外に、毛利元就と蒲生氏卿の名もあります。蒲生氏卿(がもう うじさと)は柴田勝家の家臣でしたが、本能寺の変の知らせを受けると安土城の信長の一族を保護しました。

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後に秀吉に従って、その天下統一の戦で数々の武功をあげ、伊勢松ヶ島12万石に加増・転封となり、秀吉から「羽柴」の苗字を与えられました。その間、大坂でキリスト教の洗礼を受け、洗礼名をレオンのと称しました。(「庫裡」 表門を入って正面にあります。)

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左に目を向けると

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向こうの門を入ったところが拝観受付です。写真撮影が可能だった年の記事は、2回に分けて、前編後編です。

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「鐘楼」は益田玄播により建立され、梵鐘は、加藤清正が寄進したものです。

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このあたりは、紅葉の頃は見事な色彩になります。

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大徳寺の塔頭のうちで、通年公開している「大仙院」も内部が撮影禁止です。宗務本所の横の道をさらに北に行くと、大仙院の石標と看板が見えてきます。

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最近撮影禁止の寺院が増えてきた原因のほとんどは、カメラマンのマナーだと思います。他人の迷惑になる行為をしないように心掛けてほしいものです(もちろん私もですが)。

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正面は非公開の「真珠庵」で、その手前を左に入ります。

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大仙院は、永正6年(1509)に六角政頼がその子で大徳寺76世の古岳宗亘(こかくそうこう)を開祖として創立しました。大徳寺の塔頭の中で最も古く、その地位も別格だそうです。

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大徳寺の四法脈のうちの北派の本庵で、南派の龍源院ととともに、大徳寺を隆盛に導きました。

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門を入ると左から、菩提樹、山法師、沙羅双樹が並んでいます。この前を右に行くと、

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庫裡が拝観入り口になります。 本堂は、日本最古の方丈建築遺構といわれ国宝、書院は重要文化財、庭園は室町時代の枯山水を代表する石庭で史跡・特別名勝に指定されています。撮影が可能だった頃の記事はこちらです。

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ところで、総見院の開祖・古渓宗陳(こけいそうちん)は後に大仙院3世となりました。1591年には千利休の切腹を中止させようと奮闘し、河原で晒されていた利休の首を山内に持ち帰り手厚く葬ったそうです。(庫裡の前の鐘楼、由来は不明です。)

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利休の切腹でも怒りが収まらない秀吉は大徳寺を破却しようとし、古渓禅師は自らの命を賭して阻止したといわれています。

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大仙院7世・澤庵宗彭(たくあんそうほう)は、漬け物の「たくあん」を考案したとされます。宮本武蔵を諭した「たくあん和尚」としても知られていますが、これは吉川英治の創作だそうです。

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澤庵禅師も気骨の人で、1629年に幕府が朝廷の権限(収入源)を取り上げようとした「紫衣事件」では、幕府に抗議書を提出して出羽国に配流となりました。3年後に赦免され、翌年大徳寺に戻ることを許されます。

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そして、天海らの強い勧めにより、徳川家光の上洛の際に拝謁します。その後家光は澤庵禅師に深く帰依することになり、幕命によって江戸に留まり、家光の召しに応じて禅を説いたといわれます。

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その後、澤庵禅師の長年の努力が実り、紫衣事件によって剥奪された大徳寺と妙心寺が自らの宗派の住持を決め入山させる権限を取り戻し、幕府に剥奪された両派の住持らの紫衣も返還されました。

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