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長谷寺 だだおし 『閻浮壇金(えんぶだごん)とオリハルコン』

2016.02.16

長谷寺 だだおし 『閻浮壇金(えんぶだごん)とオリハルコン』 はコメントを受け付けていません。

 長谷寺・・・奈良県桜井市初瀬731-1
だだおし・・・2月14日 


日没後、法螺貝の音とともに鬼が登場!
鬼のあとには長さ3mはありそうな大きな松明をかかえた一団が続きます。

長谷寺 ただおし 赤鬼2


●『だだおし』という言葉の意味

『だだおし』とは、閻魔大王が悪人の罪を罰し穢れを祓う杖のことだとか、厄病神を駆逐する『難押し(だおし)』がなまったものだとか、様々な説があります。

長谷寺には次のような伝説があります。

717年、長谷寺の開山・徳道上人が病で仮死状態となり、冥土に行きました。
そのとき、閻魔大王は徳道上人に言いました。
「お前はまだ死んではいけない。もと世界に戻って西国三十三カ所観音霊場を開きなさい。」
徳道上人は閻魔大王の閻浮壇金(えんぶだごん)の黄金印(壇ダ印)をもらってもとの世界に戻りました。
そして修二会結願の日、閻浮壇金の黄金印を参拝者の額に押し当てて『悪魔退散』『無病息災』の加持祈祷をしました。
その時、長谷寺の乾(西北)の方、白山に棲んでいた悪鬼が出没しました。
徳道上人はこの鬼を修二会の法力で追い祓いました。

閻浮壇金宝印が額にあると極楽浄土が保証されると言われています。

『だだおし』では参拝者の額や牛玉札に宝印を押します。
ここから考えて『だだおし』とは閻浮壇金(えんぶだごん)の黄金印である「壇ダ印を押す」からくる言葉なのではないかと思ったりするのですが、どうでしょうか?

長谷寺 ただおし 青鬼 

●観音浄土とアトランティス、閻浮壇金とオリハルコン

長谷寺の舞台から本堂を見ると、礼堂(本尊を安置する場所)の上部は高窓のようになっていて、そこから像高三丈三尺六寸(1018.0cm)の巨大な十一面観音像のお姿を拝することができます。
御本尊の写真撮影は禁止だと思うので写真は撮ってないのですが~

私は長谷寺の舞台から十一面観音を拝むたびに、萩尾 望都さんのSF漫画・『百億の昼と千億の夜』を思い出します。

時ははるか古代、場所はアトランティス。
アトランティスは海神・ポセイドンが支配する国でした。
ポセイドンは長谷寺の観音様のように巨大で、祭の日に高窓から民衆に姿を見せる姿は長谷寺の十一面観音とイメージがだぶります。
(秋田文庫『百億の昼と千億の夜』p38、p48をごらん下さい。)

長谷寺 だだおし 緑鬼

観音浄土は南方海上にあるといいます。
観音様とは東洋における海神・ポセイドンだといえるかもしれません。

海神・ポセイドンが支配する国・アトランティスにはオリハルコンという金属があったとされています。
そして竜宮には閻浮壇金があった・・・・。
竜宮とは日本神道における、海神が住むとされる海の中にある宮のことです。
そして明治まで神道と仏教は習合されていました。
竜宮は神道、観音浄土は仏教の概念ですが、同一視されていたことでしょう。

観音信仰とアトランティス伝説は関係があるかも?ないかも?

 長谷寺 ただおし 赤鬼


毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!



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