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美山雪灯廊 日暮れ前

2016.02.07

美山雪灯廊 日暮れ前 はコメントを受け付けていません。

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

「京都美山雪灯廊」に行ってきました。今日は日が暮れる前の美山かやぶきの里を巡ります。雪が積もっている美山を期待していたのですが、ついに降りませんでした。それでもバス停前の田んぼでは、貯めていた雪をつかって灯籠を作っていました。

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参加者がバケツとスコップを借りて自分で雪灯籠を作ります。

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かやぶきの里に着いたのは午後4時半くらいで、日が暮れるまでにいつもの場所を巡ります。下は「玄関」ともいうべきポストのあたり。

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かやぶきの里(南丹市美山町知井地区北村)は約50戸の民家のうち38棟のかやぶき民家が残っていて、その残存率が日本一といわれています。そのほとんどが江戸時代に建てられたもので「北山型」とよばれています。

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この時期に訪れる人は毎年増えて今年は3000人ぐらいになるそうです。それも外国人(ほとんどは中国の方)の方が多いとか。

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まずは村の東の端の高台にある「知井八幡神社」にお参りします。ここでは後で奉納舞踊が行われます。

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平安時代の延久3年(1071)に創建され、祭神は応神天皇、諏訪明神、知井一ノ宮明神で、知井九ヶ村の総社として祀られています。

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この神社には「大鹿退治」の伝承があります。和銅6年(713)に丹波の山奥に八つの頭を持つ巨大な鹿がいて、都の人々を恐怖におとしいれ、農民は田畑を荒らされ大変な被害を受けていたそうです。

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元明天皇は武将甲賀三郎源兼家に大鹿退治を命じ、兼家は豪勇の武士を引き連れて弓削八幡宮で武運を祈ります。そして、深い山の中に入って行き、とうとう大鹿を退治したそうです。(舞殿)

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大鹿を退治したとき飛び散った血は岩や道を染めそこは「赤石ケ谷」とよばれ、大鹿の首をはねた「まないた岩」が残っているそうです。(拝殿)

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兼家は神の加護と武運に感謝して佐々里に祠を建てた後都へ帰りました。その後、八幡大明神が勧請され、当初は南村に鎮座していましたが山津波により社殿が大破し、元亀元年(1579現在地に再建されたのが、この知井八幡宮といわれています。

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家来の中にはこの地に永住したものもいて、その子孫が今日まで続いて「知井十苗」と呼ばれ、知井ノ荘開拓の先人と伝えられているそうです。ここでの「苗」とは子孫や血筋を指し、苗字ということばに使われています。

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八幡神社を出て、谷を渡り上の道に行きます。

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しばらくすると石段が現れ、その上に「鎌倉神社」があります。創祀は鎌倉時代の建長2年(1250)で、勝山氏の先祖「源末友」を勝山大神として祀る祖霊社で、「北村三苗社」の一つです。

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先の知井十苗はそれぞれ社を祀り「知井村十苗十社」と呼ばれたそうです。そのうち、北村にある三社が「北村三苗社」です。鎌倉神社の横からは集落が一望できます(TOPの写真も)。

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集落を東西に横切る道は「美山かやぶき由良里街道」とよばれ、平成20年に府内で3番目の日本風景街道として登録されました。

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ところで、茅葺屋根の北山型とは入母屋造りになっているものを指します。白川郷と五箇山の合掌造りは切妻造りで、江戸から明治にかけて屋根裏を養蚕場として利用してきたためで、もとは寄棟だったと考えられているそうです。

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棟の部分のX字型の部材は「千木」と呼ばれ、茅を抑えて水が入らないようにするためだそうです。神社の屋根の千木とは違って先端が(水平や垂直ではなく)板のように切ってあります。民宿「とみ屋」

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千木は5本が普通ですが、2棟だけ7本あるそうです。ガイドさんに言われていたのですが、探すjのを忘れていました。民宿「久や」

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「民俗資料館」

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屋根をふく茅を干しています。

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「普明寺」 曹洞禅宗の寺院で、南北朝時代(14世紀中頃)に春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の創建とされています。第二次大戦中に火災で焼失し、戦後再建されました。高いところにあり、ここからも集落が見渡せます。

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少し暗くなってきて灯りが目立つようになりました。

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下りる途中にある「稲荷社」 創祀は不詳で、祭神は倉稲魂命、北村三苗社の一つで、中野(中)氏の社だそうです。横に樹齢400年以上のトチの木(美山の名木)があります。

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もう一度街道まで下りていきます。

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美山かやぶき由良里街道は鯖街道の一つでもあります。

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街道を西に行くと、バス停前の田んぼに出ます。

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そのままさら行くと山裾に「津本神社(諏訪神社)」があります。創祀は不明ですが、津本氏(元は津元氏)の社で、建御名方命を祀る北村三苗社の一つです。ここから引き返します。

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田んぼの向こうは、左がお食事処「きたむら」、右が土産物店「かやの里」です。

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大勢の人が雪灯籠を作っていた田んぼの真ん中の道を、バス停の方に歩きます。この頃になると雪がちらついてきました。

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