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冬の大原 勝林院

2016.01.30

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目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日京都も寒波に襲われましたが、市内はほとんど雪が積もりませんでした。そこで、雪景色を求めて大原に来ました。三千院参道の石段

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三千院を通り過ぎて、最初に勝林院を訪れました。

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「勝林院」は山号を魚山(ぎょさん)といい、天台宗延暦寺の別院です。律川を渡ると勝林院が見えてきます。

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勝林院は、平安時代初期の承和2年(835)、慈覚大師円仁によって開かれ、来迎院とともに古くから天台声明の根本道場でした。

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平安時代中期の長和2年(1013)、寂源によって再興され、勝林院と称しました。寂源は左大臣・源雅信の子で右少将の時に出家、大原入道少将とも呼ばれました。そして藤原道長、頼通らの信仰を集めました。

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平安時代末の1156年、大原に梶井門跡の政所(後の三千院)が設置され、来迎院や勝林院などを管理しました。

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鎌倉時代初めの文治2年(1186)には顕真と法然との宗論(大原問答)がこの寺で行われたことでも知られています。本尊の阿弥陀如来

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本尊の左は不動明王立像、右は毘沙門天立像。

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阿弥陀如来の手元から五色の綱(善の綱)が延びていて、参拝者が弥陀如来に触れることができます。(左に「問答台」があります。)

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また、5本のうち白い綱は葬儀の際には入り口の小橋・来迎橋の外に置かれた棺と結ばれ、極楽浄土に導かれるそうです。

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本尊の横に置かれている「美男の阿弥陀さんの指定席」から

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本堂は江戸時代(1736年)に焼失、1778年に徳川家の寄進により後桜町天皇の常御所を移して再建されました。

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本堂の正面には見事な彫刻が施されています。下の欄間は梅の花とめでたい鳥の山鵲(さんじゃく)。

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鶴、雉、松など

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龍の蟇股

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菊と牡丹の手狭

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獏の木鼻

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境内に下ります。

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境内の東側には石碑や祠、供養塔などがあります。

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この池では天然記念物のモリアオガエルが産卵するそうです。スケートリンクのように硬く凍っていました。

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正面には梶井門跡らの供養塔が並んでいます。

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「石造宝篋印塔」 鎌倉時代の正和5年の銘があり、重要文化財です。

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左は日吉山王社、右は観音堂

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勝林院は、江戸時代には理覚坊、実光坊、法泉坊、普暁坊の4坊がありました。

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「鐘楼」は江戸時代の安永年間(1772-1781)に再建されたもので、「梵鐘」は平安時代前期の作といわれ重要文化財です。

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明治以降、勝林院は4坊の総称から本堂の呼称となり、かっての4坊の内宝泉院と実光院だけが残りました。

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この後、二つの塔頭に向かいました。

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