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18の、18による、18のための旅⑥

2016.01.08

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その結果は・・・座席を選べるくらいの混雑様であった。2両編成のワンマンDCは、私がかつて見てきた「偉大なるローカル線」の姿ではなかったが、それでも国鉄時代のDCは当時を彷彿させるような感じであった。先頭の車両は5~6名の乗客がいたが、私の乗った2両目はハッキリ言って貸切である。ボックスシートを占領するのは当然であったが、それとは別にロングシートまで確保。「ひとり寝台列車」を楽しんだ。駅に着いてもワンマンのため先頭の車両しかドアが開閉しない。私の乗った車両は完全に密閉されたような空間であった。

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(萩市の中心地に近い東萩。文字通り玄関口であるが「東」を冠するのが気になる存在である。日本有数の観光地であるのに特急列車がやってこなくなって久しい。)

そんな中、この地区最大の、というより日本有数の観光地「萩」に着くが、玄関口となるのは隣の東萩である。さてここで貸切列車ともお別れか・・・初老のご婦人方のグループが挙って乗り込んでくるのだろうなぁなどと予想していた。ホームにはそれらしき人が数グループいた。だが・・・そのグループは列車に乗ってこなかった。そう、それは恐らく益田から特急列車に乗って新山口から新幹線に乗り換えるであろうと思われる乗客たちであったのだ。考えてみたら美祢線が不通である中、長門市から先に進み新下関から新幹線で帰郷する・・・とは考えにくいであろう。普通に考えたら新山口の方が「のぞみ」も停車するし、当然ながら選択される自然なコースだ。そんな事から、私の乗った列車の乗車率に増減は皆無であった。

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(そしてこちらが本家?の萩。実に昭和的な雰囲気が今でも残っているのが嬉しい。しかしながら特急列車は過去に停車した記憶が無い。)

とても長閑な時間が過ぎていく「偉大なるローカル線」。このまま時を止めてしまいたくらいの衝動に駆られる中、終点の長門市に着く。ここで一旦仙崎に行き折り返し「みすゞ潮彩」に乗り「偉大なるローカル線」最後の最終段階、ラストスパートに突入する。そんな「偉大なるローカル線」の末端区間にこんな列車が走っているなんて、なんというか時代も変わったものだ。普通列車に連結されている観光列車・・・なかなか粋ではないか。この「みすゞ潮彩」は、日本海の大海原が拝めるよう座席が海の方向に向けられている。なかなかいいアイデアであるが、イメージ的には伊豆急に運転されている「リゾート21」のような感じか。

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(仙崎への支線と美祢線を分岐する長門市。かつては特急列車も停車したが、今では当時より利用者が半減した印象である。割に華奢な駅舎が印象的。)

ただ、私の訪問した時は8月。昼下がりの長閑な観光列車は日本海の強烈な西陽が差し込むではないか。一応冷房は効いているが、その西陽が暖房効果を産み車内は複雑な温度設定になってしまう。そんな車内で飲み干す「プレミアムモルツ」はすぐに2本目、3本目と進んでしまう。しかも「18」で乗れてしまうのだから格別だ。各駅に停車するのに特急列車のように優雅に過ごせる一石二鳥の思いであった。

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(「みすゞ潮彩」は普通列車に連結される。ご覧の通り国鉄型車両の改造版であるが、車内はとても印象的であった。)

「18」でありながら観光列車に揺られ旅するのもいい。「偉大なるローカル線」の末端区間は最後まで偉大であった。この「みすゞ潮彩」は「観光」と「日常」が同居する異色の列車だ。連結部で仕切られているが「普通列車」の車両は学生諸君で満員御礼である。その情景を横目に「プレミアム」を頬張りながら日本海を眺めているのは実に申し訳ない気持ちであるが、意外にも地元民の利用も少なくない。この日も親子二人組が途中から乗車してきた。車掌が「こちらの車両は別料金が発生しますが」と説明すると、もちろん事前から承知の上で乗車してきたようで、素直に指定席料金を支払っていた。当然「観光」というよりは「座席確保」が目的であろうと思われるが、子供にとっては実に良いプレゼントになったのではないか。



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