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リスペクトが足りない!? 哀しき巨大観音!/ 鎌倉市大船 大船観音

2015.03.14

リスペクトが足りない!? 哀しき巨大観音!/ 鎌倉市大船 大船観音 はコメントを受け付けていません。

京都巨大観音がいることをご存じでしょうか?
京都でも屈指の人気スポット、東山高台寺を目指し、足を進めていると突如、
巨大観音が姿を現すのであります。

その観音は、霊山観音(りょうぜんかんのん)。
高さが24メートルある巨大観音なのであります。
地方にあれば、それだけで観光の目玉になる巨大観音でありますが、多くの観光客にとって
名所旧跡にあふれる京都においては、歴史の浅さゆえもちろん観光スケジュール
対象に入っていないのであります。
たまたまその存在が目に付いても、ビッシリ詰まった観光スケジュールがゆえ、
スルーされがちなのであります。




霊山観音
京都 霊山観音



そんなスルーされがちな巨大観音を探しました。見つけました。
っていうか、探さなくても目に付きました

その巨大観音は大船観音
大船観音は、JR大船駅のすぐそばにあり、東海道線に乗っていると、
寝ているかボーっとしていない限り、否応なしに車窓に入り込んでくるのであります。
東海道線で通勤しているサラリーマンは、毎日大船駅で巨大観音の視線に晒され、
伏し目がちになってしまうのであります。




遠目
遠目から見る大船観音




大船観音は、高さ25メートルの胸像。
遠目から見る大船観音は、山の中に胸から下は埋もれているように見え、
映画 オースティン・パワーズに出てきたビック・ボーイのように、
ある日突然、ロケットとなり宇宙に飛び出していきそうな
予兆を感じさせる雰囲気なのであります。


大船駅から大船観音までには、その巨大さゆえに地図なしに行くことができます。
山の上に佇む観音を目指して、坂道を上ると山門が見えてきます。



山門
山門




大船観音が所属するのは、大船観音寺という
曹洞宗総持寺系列の寺院。
観音建立時は、寺院ではなく単なる観光観音だったのですが、
観音ありきで後から寺院になったのであります。
まるでいいアンプを持っていたというだけでザ・ローリングストーンズ
メンバーになったビルワイマンなのであります。



境内に入ると、巨大観音に向かう石段があります。
石段の前に立った時点で、巨大観音の視線に晒され、
見つめ合いながら石段を上ることになり、気恥ずかしいのであります。



階段下
石段下からの観音



観音の目前に立つとやはりその巨大さと色白さを
再認識させられるのであります。
よく見ると観音の頭上には、もう一体観音が載っています。
カンノン・オン・カンノンなのであります。




全体

頭
頭上にも観音



大船観音は、他の大仏・巨大観音の例にたがわず、
やはり胎内入ることができるのであります。



横顔
観音の側面



大船観音の胎内には、1/20スケールの縮小観音
祭壇に祀られています。
カンノン・イン・カンノンなのであります。
その前には、外野フェンスの衝撃吸収材のようなマットが置かれており、
額ずいて拝むことができるようになっています。




胎内
縮小観音



観音の胎内の一角には、観音建立時の写真と経緯の説明書きがありました。
観音建立が始められたのが、1928(昭和4)年
第一次世界大戦後の不況にあえぎ、飢えに苦しむ人を救おうと地元の有志が
「護国大船観音建立会」を設立し、観音建立を始めたのであります。
しかし、世界恐慌の影響で資金や資材が不足したため、輪郭ができたままで
20年間放置されることになったのです。
その生い立ちからして哀しい巨大観音なのであります。



未完成
ハナモゲラ状態で20年間放置



それから20年後の1954(昭和29)年
東京急行電鉄の五島慶太(ごとうけいた)などが中心となり
「財団法人大船観音協会」を設立し、建立が再開。
1960(昭和35)年30年以上かかり、
巨大観音はやっと完成したのであります。



巨大観音の胎内には千体仏を飾っているコーナーがあります。
大船観音では、ミニ仏像作成の講習会を1200円で
行っているのであります。



千体仏
仏師気分が味わえます


ここで講習を受ければ、あなたも流浪の仏師 円空のように、
から大黒柱まで、仏を彫ることができるようになってしまうのであります。


仏像集団

集団アップ
仏像集団


ここで作られる仏像は、有難いだけでなく、楊枝立てにもなるようです。



境内では、巨大観音グッズも売っています。
巨大観音フィギュアは、L・M・Sの3サイズ
金色の観音は、巨大観音の頭上につけるアダブター仏でしょうか?



グッズ



観音は最中にもなっています。しかし、顔は平坦
20年放置状態の観音を再現したのでしょうか?



最中
撮影後、美味しくいただきました



大船観音は、高さでは鎌倉大仏2倍あります。
しかし、鎌倉大仏鎌倉のシンボルとしてリスペクトされているのに対し、
1/2リスペクトされていないのであります。
大仏に比べて、グッズもまだまだ足りないのであります。

鎌倉の人に大船観音の話を振っても、「ああ、あれね。」
冷ややかなリアクションしか返って来ません。

大船鎌倉でありますが、観光客鎌倉・北鎌倉へと向かい、
車中で巨大観音の存在に気付いても、大船で途中下車することはまずなく、
スルー状態なのであります。

大船観音衆生を救うためにこんなに大きくなったのに、
観音自身が一番、救われない哀しい巨大観音なのであります。

自分は、鎌倉のもうひとつの顔としてアジの押し寿司とともに
大船観音オシていきたいと心に決めたのであります。






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個人的に今興味があるのは戦前、戦中の数少ない遺跡などが見たいと思います。そういうスポットでおすすめとろこなんていうのがあれば情報交換とかもしたいですね。そういう意味でもコメントなども随時受け付けています。村崎一徳と一緒に地方のマイナーなスポットを盛り上げましょうww
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